のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

北稜をへて楓の森へ

北稜の先に広がる楓の森はまさに山全体が燃えている。

一息つくために腰を下ろと静かな森の中に一筋の風が吹く。
一斉に木の葉が舞い上がり、まるでダンスを踊っているようです。

青から黄色、そしてべっこう色と万華鏡のように世界が染まっていく。


くるくると世界は足早に廻り、季節はめぐっていく。
黄金の衣を脱ぎ捨て、裸になった木々たちは、身を縮め眠りに入る。

この変化の瞬間に立ち会えたこと。
とても幸せに思います。