のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

森の宝石たち

冬の雑木林。
地面に目を落としてみると、さまざまな光を放つ宝石がちりばめられている。
■冬イチゴ
オレンジ色に光るのは、冬イチゴ。
とっと触れると、瑞々しい果肉が指を押し返してくる。
一つまみ頂きました。
甘酸っぱい味が、口いっぱいに広がります。
次の日に通りかかったときには、小鳥がついばんだのでしょうか。
一粒も見当たらなくなっていました。
丁度、食べごろだったようです。

■サネカズラ
谷あいにポロリと落ちていたのを始めて見つけたとき、どこから来たんだろうと
周りをキョロキョロとさがしたが見つからない。
とても不思議な形と種に造詣の不思議を感じずにはいられませんでした。
いつもても不思議な気持ちにさせてくれるサネカズラ。
冬の雑木林に彩を添えてくれる大事な仲間です。

■蛇のひげとテイカカズラ
蛇のひげの素敵な真珠も、生き物達に少しずつ食べられているようで、残り少なくなってきています。
キラキラ光る、素敵な宝石の横に雪のようなテイカカズラの種が舞い降りました。
ブログをはじめて書き始めたのは、このテイカカズラの種があまりに美しかったから。
あまりに美しいシルエットに思わず見とれてしまいました。
2010.2.6のことです。
もうすぐ、2年になるんだ。

これからも少しずつ、小さな感動を集めていければうれしい限りです。