府民の森くろんど園地の第二キャンプサイト横の沼に「がま」のソーセージが
沢山実っていました。
この硬い穂。
こちょこちょっと触ってみました。
うわ!
蒲の穂が、堰をきったように、ぼわわわわーーーーーと出てくるんです。
それはもう、びっくりするほど溢れてくきます。
この10cm足らずの穂の中に約10万の種が詰まっているという。
盛り上がった姿は、小鳥が羽を膨らました姿にもにています。
蒲鉾(かまぼこ)は、串に魚のすり身をガマの穂の形に塗って焼いたのが始まりなので、
蒲という漢字を使うらしい。
昔は、穂綿をつめ綿にも使っていたので、ふとんは「蒲団」と書くとある。
漢字には、人々の暮らし振りこっそりと埋め込まれているんですね。
溢れた蒲の穂は、あっという間に風に吹かれ旅立っていきます。
風にただよう、小さな旅立ちは、この季節の風物詩ですね。