のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

すずめ すまして すみれのかんむり

「す!」

「すずめ すまして すみれのかんむり」
「はい!」

4月に入り、お日様が地面を温め始めると、すみれの花が目を覚ます。
すみれを見ると、子供が小さい頃に楽しんだ、ぐりとぐらのかるたを思い出す。

くろんどの野山、街の道端の片隅と、あちこちに可愛らしい花が咲き乱れる。

枯れ葉の隙間から可愛らしい顔を覗かせ、春を告げる小さな春の使者
 
野山を歩くと、小さなほっこりとした記憶を思い出す。