国生み神話の島に朝日が登る。
四国徳島に向けてひた走る早朝の高速道から見る山並みは、桜色に染まっていました。
こんなにも山々がこんもりと桜色に染まっているのは初めて見ました。
走っても走っても、桜が続く。
仕事帰りに神話の国、淡路島をゆっくりとこんどは下道を変えることにしました。
明石海峡大橋は丁度、干潮時でしたが小潮でもあり、あいにく鳴門の大渦には出会えませんでした。
久しぶりに走る海辺の道は、小説「菜の花の沖」と題されるとおり、あちこちに黄色い花が咲き乱れていました。
江戸の昔、この辺りは瓦の生産が盛んであったこと。
菜の花で油を生産する産地でもあったこと
そして村々の厳しい掟があったこと。
物語読み、その地を旅する。
読書のもう一つの楽しみでもあると思います。