夏枯草(かこそう)という不思議な呼び名の草
毎年冬至の頃(12月)に芽を出し夏至の頃に花が終わると、その部分だけが、枯れる姿にこんな名前が付いたらしい。
ほかの草花が緑濃くなるなかで、ぽつんと枯れた花柄は、薬草にもなるという。
■靫(うつぼ)
武士が矢を入れて持ち歩いた道具のこと。
編んだ竹かごに獣皮や鳥の羽などで、飾ったという。
そう聞くと、靫草の姿はまったくそのまま言い当てていますね。
夏至も過ぎ、どんどんと真夏に向かって季節は流れゆくが、昼の長さは徐々に短くなり始めこれから冬にむかって、徐々に短くなっていく。