アーオー。
ピーピーヒョロリ。
ピーヒョロリ。
目を閉じると、アオバトの声に混じって、御神楽の囃子が聞こえてきた。
つらく、苦しい労役。事故。
そして富。
人それぞれの事情でこの山に入ったのであろう。
山を切り開き、削り。
体内に入っていく。
そこには恐れがあり、祈りがあった。
毎年5月には、山神様を祭る盛大な祭りがあり、神に感謝した。
今。訪れるものはなく、神は山に戻り、荒れ果てた山々をゆっくりと治癒していらっしゃる。
少しずつ、少しずつ。
しかし確実に。
この地を再訪出来た事を、山の神さまに感謝いたします。
目を閉じると、祭りばやしが聞こえてくる。
そんな時を感じたくてまた来てしまった。(*^_^*)