のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

生きるって

里山は、日一日と緑濃く、命が凝縮した道となる。
そんな道を歩くのが楽しい。
四季折々。
ふつうに歩けば30分程度の道のりを、きょろきょろしながら歩くと2時間は楽しめる。

あれだけニョキニョキ生えていたキノコ達も、梅雨明けと同時にあっという間に数が減ってきた。
代わりに生き物の匂いがぷんぷんしてくる。

小さなカマキリ。

この近くで卵が孵化したのかな?
生まれたときは兄弟でも、すぐに競争相手になる厳しい世界。
このうち、何匹が天寿を全うし、子孫を残すことが出来るのだろう。

■淘汰
子孫を残すため、みんな必死に生きている。
でも、外的に食べられたり、本当にいろんな試練が待っている。
今回は、病気のバッタに何匹かであった。
以前にも出会ったことがあるのですが、なぜか、草の先っぽにしがみついて
こと果てている。

この病気は、糸状菌によるものが多く、少しでも高いところにバッタを誘導して、胞子を拡散させるためと言われているが、菌類には生物を操ることまで出来てしまうんだ。
生きていくために、いろんな能力を身につけて行っているんだな。