のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

豊穣の祈り

日本人の主食「米」
今年も丹誠込めて作られた、お米の収穫の時がきた。

一粒の籾殻から出た一本の小さな芽が、黄金色に光り輝くとき
みなの心がざわめく。

田を起こし、水を引き、草を抜き。
願い。愛で。喜ぶ。

手塩にかけた我が子が旅立つ時が来た。
脈々と受け継がれてきた米作り。
その営みは、私たちの文化といってもよいのではないでしょうか。

苦労して育てきった実りをみなで祝い。
喜び。
そして神に感謝する。
それが、秋の村祭りだと思います。

■つなぐこと
村祭りに参加するようになって、今年で9年。

獅子舞。ひょっとこ。
そして、だんじり、太鼓と鐘。
今年は世代交代の年となりました。

まだ、たどたどしいけど。
一生懸命にがんばっている。
あなたもあと10年もすれば心で感じ
体で感じることが出来るでしょう。

きっとこれからも、10年。100年。数百年と続くだろう。
これからもずっと。

小さな村の、小さなお祭り。
今年もつつがなく終わりました。