今年から始めた雪山散歩。
「もう散歩じゃないよと河童さんがいう。」
はっちゃんの言葉によると「トザンシャー」から少し抜け出せたのかな。
■経験してみよう
荷物は重くなるけれど、それぞれがテントを担ぎ上げ
自分で張ってみる。
雪にどうやってテントを固定するの?
実際にやってみよう。
そっちは雪庇になっているから近づかないでね。
本で読んだり、話で聞いて分かったつもりでいても、
実際に体験してみて初めて分かるものだと、つくづく思う。
この日のために、河童さんがさまざまな心配りと最新の注意を
していただいていることがひしひしと感じられる。
・事前の下見
・雪質の状態
・気圧配置
などなど
安全に、そして最大限の心遣いが私を引き上げてくれる。
これが、黒子衆「猿」なんですね。
ありがたい。
ありがたい。
そうそう、このアナログ気圧計。
冬山にテン泊するときには必須なんだって。
ピンポイントで自分の居場所の気圧が分かること。
特に今回のような稜線にテントを張るときは、
頻繁に気圧をチェックしてすぐに安全場所に待避できる
心づもりが必要だ。
天幕一枚で、安心感を与えてくれるテント。
だけれど、そこにこもっていれば安心だということは間違いなのですね。
きちんと状況を判断して、早めはやめに行動すること。
これが大事だと教えられました。