春を待ち焦がれた者たちに、祝福の時を告げる「はるこがねばな」が顔を出した。
まん丸の花芽が、ぱかっ!、ぱかっ!と音を立て開いていく。
我先に、遅れるな!
少しでも早く、手を広げ、太陽の光をたくさん受けようと、急に森が騒がしくなり始めた。
上を見ても、下をみても、どこからこんなに出てきたんだと、瑞々しい生命力で一杯です。
みんな、なにを感じて一斉に目覚めるんだろう。
生命とは不思議なもの。
見えない何かを感じる能力を持っている。
森をあるいていると不思議でいっぱい。
驚き一杯。
小さな命の戦いもさっそく始まっているようです。
どっちもがんばれ!
さあ、森の散歩が一番楽しい季節がやってきた。
よろしければクリック下さい。