ふらりと立ち寄ったある夜の「植村直己冒険館」
一枚の手紙に引き付けられた。
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私は何かを新しく発見したわけでもない。
何かを新しくわれわれの社会へ持ち帰るわけでもない。
私の行為は、私の身体に何らかの痕跡を残し、私の心に辛かった、
またときに、さわやかだった思い出を残すだけだ。
私のやったことが、なにがしか意義のある行為と呼べるものであったとしても、
私は、相も変わらぬ私にすぎず、勝手気ままな夢をいだき、夢の実現にむかって前進するほか脳のない人間なのだ。
by植村直己さん
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