GWで人が溢れている裏山のハイキングコースを避けて、旧道の谷あいの道にを選んだ。
いらっしゃい。
森へ続くこの小道が私のお気に入り。
両側に草むらで沢山の虫たちに出会えるんです。
まいど!
久しぶり!
今年始めてだね。トンボくん。
元気にしてた?
ふわふわふわ
ふわふわふわ
なんだか面白い飛び方をする変な虫が草むらをダンスするように飛び回る。
夏に素敵な小さな花をつける、水引の新芽をうまそうに芋虫が食べている。
ちょっと失礼!
ぴょんと角みたいだけど、こっちは多分お尻だね。
いまから
あっちこっちが毛虫だらけに鳴るんだろうね。
ぶらーん、ぶらーんと木の上からたくさんの毛虫がこんにちわ・・・・
でも毛虫は、北から渡ってきて子育てを始めた夏鳥たちの大事なご馳走。
森の木々は小さな命を育て、次へ次へと続いていく。
小さな草むらを少し覗いただけで行くし種類者命に出会う。
この多様性が森を豊かにし、途切れることのない命を育むんだ。
しかし色んな形の昆虫がいますね。
なぜそんな形になったのか。
それぞれの都合があるんでしょうね。
色んな形、色んな色、いろんな生活圏でそれぞれが押し合いへし合い、一生懸命生きている。
カサカサ
私の気配を感じて隠れたのは近づく獲物を待ち構えていた蜘蛛
ごめんごめん。
狩りの邪魔したね。
いろんな虫がいて、この道は本当に楽しい。
くるくる
えのきの葉っぱを丸めたのはだーれだ!?
これも虫の誰かの印なんだろうな~
取り付きの林道が終わり、照葉樹の森に入ったところに、アリジゴクの巣があった。
獲物が通るのをひたすら待つ。
じっと待つ。
生き延びるのは大変だ。
みんな頑張れ!