週末の三日間、私市植物園で夏期早朝開園が行われた。
泥の中から美しい花を咲かせるハスの花は、仏教では神聖な花とされ
様々なお話や、デザインに使われていて私たちにも身近な存在です。
今日から次の候に移ってしまったけれど、日本の四季を分けている七十二候の一つにも数えられる。
蓮は早朝太陽が拝むように花開き始め
9時頃にはまた眠りにつく。
美しき姿は朝露とともに光り輝き、見るものを引き寄せる。
大輪の美しい花がどろの中から生まれる姿に
人は命生まれる生命を感じたのだろう。
4日目
大空に向かって精一杯歌い
最後の踊りを踊る。
命、燃えつきるかのような狂おしい踊り。
そして、はらりはらりと、美しきころもを脱ぎさる姿はまた魅力的です。
どこかで、聲声(しょうみょう)の美しい声が聞こえてきて、
静かに目を開けると、散華(さんか)が、葉の上に一枚。二枚と積もっていた。