夏から秋が同居する空の元
私市植物園の桜山で空をみあげていると、独特の姿勢で飛ぶ姿が目に入った。
ヤマトタマムシだ。
その姿を追いかけると、一本の山桜に着地した。
この山桜は、年を取り上部が枯れかけていて、これまでも何度かヤマトタマムシがいるのを見たことがある木です。
タマムシが卵を産み付けるのに好む木は、エノキや、クヌギ、サクラなど半枯れの広葉樹
ここ数年、ヤマトタマムシをよく見かけるようになった気がします。
付近の山では、近年ナラ枯れがひろがっており、その為かもしれません。
しかしなんど見ても美しい輝きです。
もう数年は、この美しい姿を楽しめる夏が続くのかもしれません。
ヤマトタマムシって結構敏感で、そーっと近づかないとすぐ飛んでいってしまいます。
見つけたら、そーっと。そーっとな。
あっちにタマムシ。
こっちにタマムシ。
卵を産み付ける特等席は、みんな一緒のようです。
うまく活けば9月末頃まで、美しい姿を見れるかもしれません。
私市植物園に出かけたら、桜山で空を見上げてみると、キラキラ輝く美しいヤマトタマムシに出会えるかもしれません。(^_^)