目立たない。
決して主役ではない、蛾の仲間たちだけれども、よく見ると美しい。
その名も「ビロードハマキ」
なんともゴージャスな名前がついたものですね。
ビロード=毛・織物/ハマキ=幼虫などが椿の葉などを書き込んで巣を作る。
この日、あちこちで舞っていた。
食草は、カエデ科、ツバキ科、ヤマモモ科など大食漢です。
■ベニイリモンガ
なんと蝶ではなく蛾の仲間
派手ではないけれど、いぶし銀のような渋い色合いがなんとも言えません。
林床のシダの林でひらひらと舞っていた。
幼虫の食草は、シダ植物とのこと。
なるほどだからシダの近くにいたんだ。
■ホタルガ
頭部が赤く、体が黒い姿がホタルを連想させる。
昼間にホタルはなかなか見かけませんが、こちらはひらひらと舞っている姿によく出会います。
食草は、仏壇に供える「サカキやヒサカキ」とのこと。
■ヒメウラナミジャノメ
こちらは、がのようなに目立たない蝶
この大きな模様が蛇の目を連想させる。
学名は「argus(アルゴス)」といって、百の目を持つ神の名の頂いた。
神話によると、孔雀の羽根の目の模様はアルゴスの目だという。
見つけて、気になり調べてみると新たな発見また楽し。