100万年前のこと、北東と南西の南北両側の大地からの強い力で押し上げられ、後に徐々に花崗岩が風雨に侵食されてこの景色ができたという。
痩せた花崗岩の尾根は、栄養分に乏しいヤセ尾根で、生育できる木々は限られ、
定着できるものはさらに一握りだろう。
しかし環境に適応すれば、他の大型な植物などが入り込まず、独特な景観を作り上げていく。
ここもそんな場所のひとつなのでしょう。
特に風化の厳しい馬の背と呼ばれる尾根を見下ろす場所で、一休みして簡単なお昼をいただきました。
一人だと。僅かなスペースにちょこっと入り込んで静かな時間を楽しめるのが好きだったりします。
しばしコーヒーなどを頂きゆっくりとこの景色を楽しみます。
さあ、腹ごしらえもできたし、ゆっくり行こうか。
足元は、今回初出動のアークテリクスのboraで固めているので安心です。
実はすこし小さいかなと思っていたのですが、夏用だし薄い靴下であればピッタリと合いそうなので、少し安心しました。
地球ってすごいな。
上がって下がって、削って流れて。
ゆっくりとした時とともに変化していく。
人のちからはちっちゃいな。
あせっても良いことはないですよね。
ゆっくりゆっくり。
そんな気持ちにさせてくれる。
今日は、そんな久しぶりの山歩きでした。