山域の歴史を知ることも、山歩きの楽しみ。
六甲は、明治時代には、ほとんどが禿山だったという。
水害防止のため、最初に松が植えられ、徐々に植物遷移が進み現在はコナラなどの広葉樹が多くなってきたとのこと。
あちこちの看板や、書籍などを見て訪れるとまた新たな視点に気付き面白い。
今、六甲の森は多くの春の草花が育ち始めている。
森は少しずつその姿を変えていることに気付き、そっと楽しむ。
そんな楽しみ方が、好きだな。
野はどこを見ても命にあふれ、明日は今日よりも少し、緑濃くなり新しい命がどこからかやってくる。
すこしづつ、急がずに歩いてみよう。