のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

武奈ヶ岳「春が来た」

今年のGWの始まりは、寒気の影響で肌寒く標高の高い山からは雪の便りも聞かれる中久しぶりにテントを持って武奈ヶ岳に出かけることにした。
比良駅に降り立ち、田植えの始まった田園の中を正面谷向かう途中にある、樹下(じゅした)神社では、春の大祭の準備が行われていた。

f:id:noronoyama:20190428094552j:plain

村々から人が集まり、協力することで続いていく。
人は一人では何もできない。
個々の力は小さいけれど、力を合わせることでたくさんのことが出来るようになる。
お祭りもそのための重要な役割なのでしょう。

f:id:noronoyama:20190428094626j:plain

ちょっと浮かれた雰囲気のする神社の横道を通り過ぎ、両側に別荘が立ち並ぶ緑の小道を進んでいくと、春の野草が出迎えてくれた。
これは、楽しい遊山になりそうだ。

f:id:noronoyama:20190428101046j:plain

f:id:noronoyama:20190428100919j:plain

小一時間ほどのんびり歩く。
凝り固まっていた、体がほぐれほんのりと汗がにじんでくると武奈ヶ岳への東の入り口正面谷についた。

f:id:noronoyama:20190428111416j:plain

秋は空からやってきて、春はふもとから湧き出していく。

比良の山はいま、ふもとから順々に目覚めの時を迎えようとしていた。

楽しい遊山になりそうだ。

f:id:noronoyama:20190428112411j:plain