あっちこっち、寄り道したり、しゃがみ込んだり、寝転がったり。
のんびり空を眺めたりしているうちに、雲は流れ、お日様が降り注ぎ始めてきた。
池のほとりでは、冬枯れのなかに、風媒花がゆらゆらと風に揺れていた。
葉がしげっていない時期は、虫に頼るのではなく、風に頼った方が受粉する可能性が高いのでしょうね。
こんな技をどうやって編み出したのだろうか?
植物たちも、いろいろ考えているのか。
理由を人が後から取ってつけたのか。
植物と話が出来たら聞いてみたいものです。
おもしろいだろうな。
キラキラした空に向かって、馬酔木の花が開き始めていた。
冷たい雨とともに、すこしづつ花開く、馬酔木
雨が上がった、椿の花が咲く道を、よっぱらった馬と追いかけっこしたら、どっちが早いかな。
よーいどん。