のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

里山は人の匂いがする山のこと

冬枯れた林床でかわいらしい赤い実が目立つ、 ヤブコウジ十両)がかわいらしい蕾をつけていた。

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テイカカズラも冬の林床でふわりふわりと、素敵なダンスを見せてくれる植物です。

芒種の季節に花が咲き、暑い夏を越して冬の森を楽しくさせてくれる。

そんな出会いが楽しいね。

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急坂を上りきると、見晴らしの良い丘に出た。

地元だったらこのあたりでのんびりと昼寝をする絶好のポイントだな。

晴れていれば、太平洋や浜名湖が見えるはずだけど、今日は霞の中。

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さあ、どこまでいけるかな。

ゆっくりと、歩き始めよう。

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今はちょうど、春の花から夏の花に切り替わる季節で、あまり多くの花には出会えそうもないけれど、春の花の残り香が漂うような季節でもあります。
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へー、ミヤコアオイかな。

関西以南に生えるとあるが、このあたりも、生えるんだ。f:id:noronoyama:20200607162336j:plain

いつも通っていた裏山とは違うけど。

人と近い里山は、見慣れた風景

どこか、懐かしく落ち着く雰囲気が漂う。

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ありふれた風景だけど、ひととつながりの深い植物たち。

ちょっとはっぱを失礼しますね。

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サルトリイバラの若葉で、まんじゅうを包んでみたら、真ん中がうまいこと半分に折りたたまれて、あつらえた様にちょうど良く包んでくれる。

こりゃいいや!

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