のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

加賀の旅「懐かしい匂い」

季節は、七十二節気で数えるところの「半夏生

夜半に振った雨もやみ、仕事までのひと時、翌朝は武家屋敷の匂いが漂う、「長町界隈」に繰り出した。 f:id:noronoyama:20200704062408j:plain

前夜、お邪魔した「みよし」さん

とてもおいしい料理を頂いた。

ご馳走さまでした。

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さて、タイムスリップに出かけますか。

右を見て、左を見て、手をあげて。

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武家たちの匂いが残る、街並みに足を踏み入れていく。

道幅は「二間幅」で約三歩半!

江戸時代前半に作られた道だといい、今も古い街並みではその三歩半の道幅があちらこちらに、その名残りを残しているという。

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あと少し終戦の判断が遅れていたら、この街も空襲でなくなっていたかもしれないという。

そんな話を聞きました。

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しかし、すっきりと手入れされた庭は気持ちがよいものですね。

なんだか背筋がピンと伸びる気がします。

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 不意に、木戸が開き、武士が出てくるのではないかと錯覚してしまいそう。

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夜半の雨に濡れた、植木たちがとても瑞々しく、美しい。

日本の植物っていいな。

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長町界隈の家のちょっとした植え込みには、山野でもよく見かける植物たちが、素敵に輝いて見える。

こういうのっていいよな。

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何でもないけれど、何だか懐かしい。

そんな街角はなんだか懐かしい匂いが漂う光景だな。

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