通勤の道は、電車を避けて歩くようにしている。
その日の気分でコースを変えながら楽しい朝の散歩です。
春の花は枯れていき、夏の草がびっくりするほどのスピードで、ぐんぐんと伸びる、伸びる。
そして、小さな生き物たちとの出会いがまた楽しい。
久しぶりだね。
足音にびっくりしたのか、アスファルトの裂け目に潜り込もうとするオケラ君
そこは無理だよ。
ひらひらと、ヒメアカタテハが朝に羽を乾かしていた。
なるほど、たくさんあるね。
今度気を付けてみてみよう。
ちょっとおどけたカナブンは死んだふりか!?
この中にはクモが隠れていた、確か毒があるって何かで読んだことがある気がする。
調べてみると、毒のことより、子クモが生まれてすぐに、母親の体液を吸い尽くして巣立っていくということが観察されているとあった。
歩いてみないとわからない営みが、人の営みのすぐそばで繰り返されていんだな。