最初は気づかなかったが、晴れた日、家の窓からこんもりした恵那山を眺めることが出来る。
どんな山域なのか、古代は難所であったといわれる、上坂峠まで道が通じているようなので足を延ばしてみることにした。
その土地に暮らし、少しづつ足を延ばすことで、地理感覚の輪っかが少しづつ広がっていく。
その感覚は不思議
関西に赴任した時も、最初はあちこち出かけて行って、土地勘が出来てきた。
富士見平と呼ばれる高台まで歩いてみる。
なんと、地図で見るとこの真下を「恵那山トンネル」が貫通しているようです。
すごいものだ。
小屋のそばには小さなテント場もあり、泊まる場所もあることが分かった。
あ、ウソ
久しぶりだね。
雲の下に降りると、一本の白樺が夕日に照らされ、山の中に浮かんでいた。
またこよう。