住処から、気軽に行ける里山がないかなと地図とにらめっこ
電車で30分少々と気軽気軽に行ける木曽川沿いの鳩吹山に出かけてみた。
最寄駅から、のんびりと田の中を歩く。
あの畦木、いい立ち姿だな。
田の中に植えられた木を畦木といい、刈った稲を干したりするのに植えられていると聞くが、農作業の憩いとして、みんなが集まってお弁当やお昼寝を楽しんだりするのにも使われた場所だったんだろうな。
■地形のこと
木曽川が大きく曲蛇行する。
この山は固い岩盤で構成されているようで、船のへさきのように大河の水をそらしている感じがする。
川が地を浸食していき、人はその動きをうまいこと利用して住んだり、生活したりしているのが、その場所に行ってみるとよくわかる。
このあたりは、面白い地層があちこちにみられる。
もう少し勉強してみると面白うだろうな。
平行に岩がはがれる、海の底の砕石物と言われれ、かたい岩石となり多くは層状になるという、これがチャートなのかな。
しかし、このしわしわで年輪みたいな岩は何とも不思議です。
小さな谷の水は、木曽川に注がれさらに大きな流れとなり、海へと流れていくんだろうな。
のんびりと、降りていくと、遠くに犬山城が見えていて、河原のキャンプ場では思い思いに時の流れを楽しんでいた。
このあたりで、のんびり過ごすのもよいかもしれないな。
お気に入りの場所が見つけられるかもしれない。
カイツブリのもの悲しそうな声が、谷に響いていた。