きりっとした身も凍るような寒さが緩み、大気が膨らみ始めるころ
霞がたなびき始めるという。
寒気と暖気が交互にやってきて、しだいに春の気配がを感じることが出来るようになってくる。
今日はそんな春の森を感じるたく、森の中で一晩すごしたいと思っていた。
■森の中で過ごすこと
いつも思うのだけれど、日帰りでは森の魅力の半分も感じ取れないように思ってします。
気に入った場所に腰を下ろし、一夜宿をいただきたいと森に聞いてみる。
月や木々と会話し、風の音に耳をそばだてる。
日頃、忘れていた感覚が段々と研ぎ澄まされていくのが実感できる時間です。
小さな炎が
こんなにも暖かい。
こんなにも明るい。
こんなにもこころ強く感じる。
夜ってこんなにも長かったか。
こんなにも、神秘的で、美しかったのか。
知らなかったことが、気が付かなかったことがたくさんある。