一年で一番賑やかになるという。
おや。
登山道の岩の間から、ひょっこり顔を出したのは、「ヒロハノアマナ」
葉が広く、中央に白い線があり、苞(ほう)が3つある。
球根は甘く、食用にもなるという。
今いる場所は太古の昔、海の中だったところといわれても、にわかには信じられな。
いろんな事柄を拾い集め、物事を整理しつなぎ合わせていくことで、
真実が見えてくるという。
パズルのピースがぴったりとはまると
目の前の靄が、パッと広がる感じなのかもしれない。
そんな一つ一つのピースを拾い集めるて、ひも解いてくれたから
大地の鼓動を聞く楽しみを広げてくれている。
雪が解けた大地から、お日様のような花が顔を出し始め、
小さな呼吸を始めたようだ。
さあ、野山の鼓動を聞きに出かけよう。