一度この季節に訪れてみたかった山の一つです。
山頂直下の林の中には、あっちにも、こっちにもと沢山の福寿草が顔を出し始めていた。
森が眠り傘覚めるのともに、ゆっくりと花開き、眠りから覚めるその花は
花は日が昇るとともに花開き、黄金色に光を放ち林の中を暖かく照らし始める。
ゆっくりと、ゆっくりと
まるで、お日様と会話をするかのうように、花開いていく。
大きく花開くと、笑顔で微笑んでいる可能ようだ。
ぽかぽかのお日様とともに、林のあちこちで、かわわい声が響き始める。
有毒で、根は漢方では強心剤などにと変われるという。
暑さには弱いが寒さには強く、全国の山地に広く分布する。
「昔は、足の踏み間もないくらい咲いていたんだけどな」と長年この山域に通っている方が話されていた。
山頂付近に多く金色の花が咲き誇っていたが、近年だいぶ少なくなってきたという。
これからも長く春の歌を歌い、笑い声を聞かせてほしい。