のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

生き物いっぱい

今年のGWは、冷たい空気が入り込み日替わりで天気が変わる予報です。

また、午後からは結構な確率で雨が降る。

そんな日が続きました。

コロナ渦で外出を控えるようにとニュースで流れているが、なかなか人の流れは減っていない。

緊急事態宣言が発せられた大阪への帰省は控えたが、春の陽気に誘われて、人と会わない

お一人様散歩に出かけた。

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選んだのは手軽に行ける、鈴鹿北部のあたりだけど、雨の後はヤマビルが出るってネットで出ていたなあ、気をつけていこう。

うまく逝けばシャクナゲでも見に歩いてみようか渓谷沿いを歩き始めた。

担ぎ濡れた落ち葉の登山道を歩き始めて数百メートル。

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あ、予感が的中して、足元を見ると、昼が靴にくっついてフラフラしている~

初めてのヤマビル!

やーめた。

すぐに引き返すことにして、来た道を戻る。

あらー、またくっついてくるよ。

ヤマビルって凄いな。

驚くばかりです。

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暖かくなった渓谷には川虫たちが沢山羽化していた。

生き物は子孫を残すため、食べるため。

いろんな戦略で進化をしてきたと考えられている。

この虫たちは、川の中で多くの時間を過ごしてきて、子孫を残すために危険な世界に飛び出して来たんだろうな。

しかし、グロテスクだな。

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おや、こいつは知っているぞ。

シリアゲムシだ!

しかし、いろんな顔、いろんな体の形、いろんな色

おもしろいな。

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道端の花畑には、先週よりも多くの蝶たちが舞っていた。

越冬した個体は、羽もボロボロだけれど、この個体は春型かな。

蝶は春型、夏型で羽の色の濃さ、体の大きさも違うという。

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邪魔しないでよ。

みんな夢中で密を吸っている。

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花によって、集まる昆虫も違います。

蝶たちはアブラナ科の植物がお好きなようで、小さな杓の花は、蚊の仲間が好きなよう。

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でも気をつけないと、結構な確率で捕食者が潜んでいます。

食うか食われるか。

あ、ここにもヤマビルが。。。。

あーあ

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