岩の割れ目から水がこんこんと湧き出している。
天から降り注いだ水が、多くの生き物たちを支えて地中に潜り
ゆっくりゆっくりとここに湧き出すのであろう。
この水を少し頂いて、お昼にする事にしょう。
川沿いに降り、足を滑らさないように用心して対岸に渡る。
いや、冷たい!
しかし、驚くほどの水量が湧き出てくる。
どんな仕組みになっているのか、話に聞いて理解はしているつもりだけれど、
実際に見てみると、不思議でたまらない。
家の中に残っていた、味噌煮込みうどんを持ってきた。
これにしよう。
脇に生えていた、ウワバミソウも一緒に入れてみた。
森には、いろんな植物が暮らし、生き物が暮らしている。
その源になるのは、「水」と「光」
水と光に適応するように形を変え、生活を変える。
多くても、少なくても困るけれど。
この星のような、春の営みを作り出す一つのピースが水
ありがたいものです。
水の神様に今年の豊作を祈る。