カブのオイル交換をして少し出遅れたが、GW谷間のリモートワークを終えた週末のこと、白山の東の登山口を目指して再び北に進路をとった。
あら、まだ通行止めなのですね。
この時期は、まだまだ通行止めが多く、きちんと情報収集をしてからでないと駄目なことを再認識しました。
まあ、ぶらぶら旅なのでそれでも問題ないのですが。
地図を広げ思案した。
近くに、「三方崩山」の登山口もあるので、急なガレ道をカブで登ってみることにした。
この道は、車ではしんどいな。
でも、下部なら何のその、どこでも入ってけるカブの良さを再認識。
ガレ場の林道沿いには、かわいらしい花も咲き目を楽しませてくれます。
ここで、テントを張ってのんびりと翌朝散策するというのも考えたけれど、小さな虫が多く、どうも気持ち良い環境になりそうもなな。
水場もアリ、ロケーションも良いのですが、今回はパスすることにした。
もう少し走ると白川郷だし、もう何十年も行ってないから、白川郷方面に走ってみるか。
狙いを定め、川沿いにテント適地を探す。
あら、行き止まりだ。
この日、林の中はどうも虫が多い。
河原の開けたところのほうがよさそうだと判断し、今日はここに腰を下ろすことにした。
前方には、雪をかぶった三方岩岳が望める。
あの稜線を右に降りたところが白川郷のあたりのようです。
明日、早朝の静かな時間に訪れてみようと計画を立てる。
宙が、青色から赤色に変化する。
色の不思議にただ見入る。
川面が輝き、カエルが小さな合唱を歌い始める。
ツバメがねぐらに帰った後、空にはコウモリがひらひら飛び始めた。
時はゆっくり、ゆっくりと流れていく。