のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

あさひねこ

ぽろりと、頭上から落ちてきた。
見上げると、コウヤマキが大きく枝を伸ばしていた。
「木曽五木」の一つでこのあたり全域に自生しており、「福岡町の木」にも指定されているという。
木曽五木というのがあるんだ。

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「あさひねこ」
木曽五木は「あさひねこ」と覚えると良いらしい。

あ:アスナロ
さ:サワラ
ひ:ヒノキ
ね:ネズコ(クロベ)
こ:コウヤマキ

なんですって。
これから、このあたりを散策する楽しみがまた増えた。
「あさひねこ」探してみよう。

f:id:noronoyama:20210515190351j:plain植林の森の林床は、笹が枯れていたが、落葉樹林帯に入ると両側に笹が現れ始めた。 

鹿によって笹を食べられた山域が多いため、初めて気が付いたが、スギ、ヒノキの植林帯の中では笹は生きずらいのかもしれないな。

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ほのかに香り立つ、小さな花のミヤマシキミが咲いていた。

この花をきっかけに、ちらほらと、春の花たちが、目を楽しませてくれだした。

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 山を歩いていて、花や鳥、動物たちをの出会いはとてもワクワクして楽しい。

その姿を愛で、名前や人とのつながりや生態の不思議を知ったりすると、さらに楽しい。

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出会いは。何かのご縁。

 四季折々に花開き、1年のうちのほんの短い間、1-2週間の間の一瞬のこと。

そのご縁を大切に楽しみたい。

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北部地域の雪も解けた。

これからの季節、北部地域をあちこち散策して回りたい。

どんな出会いが待っているか、楽しみです。

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