雪が解け、目覚めたのは森だけではない。
小さな生き物たちも続々と動き始めた。
ルイヨウボタンだ。
深山の林縁に咲き、秋には黒紫色の素敵な実をつけるとある。
森は通うごとに出会いがあり、発見がある。
今日は、ユウマダラエダシャクを数多く見かけた。
一斉に浮かし始めたのかな。
シャク蛾の幼虫は尺取虫。
手のひらを広げて距離(尺)を1尺、2尺と図るような面白い進み方をするあの芋虫
おや、「ハラペコあおむし」の絵本に出てくるみたいな芋虫がいるぞ。
あとで調べてみると、アオバセセリの芋虫のよう。(ちょっと自信なし)
ウスバシロチョウが風に揺られながら、一生懸命しがみついていた。
よく見ると、触覚にしずくをたたえている。
ここで雨宿りなんだね。
お邪魔しました。
西に琵琶湖をのぞみ、東に濃尾平野を抱える関所のような山域
風の通り道でもあり、気象の変化が激しい場所と聞く。
奥深い山域、これからも通いたい場所。