昔から旅をするのが好きだ。
ひっそりと、どこか懐かしい場所を見つけるとなぜか足を止めてしまう。
とことこと、単車を走らせ気ままに旅をする。
そんな旅が好きだ。
大平街道と呼ばれ、ほぼ中間に広がる高原台地を大平の地といい、江戸時代中期に東西に分かれる谷を行き来する人々の旅の宿として開かれたという。
昭和に入りその役目を終え、集団移住として朽ちていくかと思われたが、細々と囲炉裏の里として保存されているという。
電機もない
携帯もつながらない
でも、何かがある場所
そんな場所に引き付けられる人は多いようです。
静かな学び舎の壁にたくさんの穴が開いていた。
おやまあ、キツツキのいたずらだよ。
虫を探して戸板をつつくと言う話を聞いたことがある。
これから向かう、摺古木山(すりこぎやま)へは、この里から延びる林道を奥に進み、
ゲートからさらに2時間ほど歩き、標高1770mの秘密の山小屋へとたどり着く。
そこからさらに500m弱上がったところが、今回目指す「摺古木山」
どんな景色が待っているのか楽しみだ。
そうそう。
今日は家を出て二日目
久しぶりに、山での連泊となる。
今年は山のあちこちを訪ねてお気に入りの場所を探してみようと思っている。
さあ、行こう。
ぱっちりまなこの、可愛らしいサワギクが見送ってくれた。