素直に第一ゲートにバイクをおいて、林道を歩くことにした。
小屋まで登っている車も一台あったが、突っ込んでもよいか今度、道路管理者に聞いてみることにしよう。
林道歩き実は結構好きです。
光が当たる開けた場所には、あちこちにし草花が育つ。
ポンと指ではじくと、コロンと音が鳴りそうな可愛らしい、ベニバナイチヤクソウがあちらこちらに咲いていて、目を楽しませてくれる。
さあ沿いに開かれた道ぞいには、おいしそうなフキも沢山です。
帰りに少し頂いて帰ることにしようかな。
奥に見える山のふもとぐらいなのかな。
地図で見ると、だいたい5kmぐらいの目測です。
ふわりふわりと綿がまう。
この時期はこのふわふわがいつも気になっていた。
調べてみると柳の仲間で、イヌコリヤナギにバッコヤナギみたいです。
キラキラと朝日に輝く、綿毛が風に舞う。
にょきにょき三兄弟だ。
テンナンショウてって、不思議なことに、大体道路側に背を見せているのです。
顔を覗き込むのは、いつも森側から覗き込まないといけないんです。
なんでなんだろう。
明るい砂地には、ミヤマキケマン。
岩場には、イワカガミ。
ちゃんとそれぞれの居場所を見つけて、育ってる。
こういうのって、ほんとスピードを落とすから見えてくるんだと思います。
歩くと、光が見える。
風を感じる。
走るのと違った景色が見える。
少しづつ、山が近づいてくる。
立ち枯れのキツツキが明けた穴には、コガラが子供たちに餌を運んでいるようだった。
恋の季節。
あちこちで、鳥たちがよく来たねと歌を歌って迎えてくれる。
楽しい林道歩き