御嶽山の懐の心地よい小屋で人夜を明かした翌週は雨
土曜日の夜まで降り続いた雨は日曜日の未明には上がると思われる。
地図とにらめっこ、あまり遠くまでの日帰りは難しい。
早朝に出発すれば、それなりに足を延ばせるテストをしてみようかなということで、
今度は、御嶽山の南側の眺望が眺められるという、「小秀山」に向かうことにした。
名古屋から北上する主要幹線道路は、北からR19、R41、R21とあるが、犬山から木曽川を遡るR41が今のお気に入り。
雨上上がりで雲がからむ風景を横目に見ながらひたすら北上し、登山口につき、車止めのゲート脇にバイクを止めて、歩き出す。
間伐された林道を歩き出すと、かわいらしいヤマオダマキが出迎えてくれた。
キイチゴがたくさんだ。
一つ手を伸ばして口に放り込むと甘い味が口いっぱいに広がる。
これはうまい。
今まで食べた中で一番のうまさだ。
時々渋かったりして、たまに失敗することもあるけれど、大丈夫だと思ったものはつい口に入れてしまう。
可愛らしいナス科だとすぐにわかる花が咲いていた。
調べてみると、マルバノホロシというらしい。
林道から登山口に分岐する小屋の脇に、よく目立つ紫色の花。
クリンソウだ。
図鑑でしか見たことのない花だったのですが、こうして実物に会えると、ついうれしくなってしまいます。
毎回、どんな出会いがあるか楽しみです。
小屋の看板。
仕事でもよく、KYミーティングをするけれど、山の仕事も一緒なんだ。
それは、山登りも一緒だと再認識。
安全十則をまもって、出発します。