森を抜け稜線に出ると真夏を思わせるような空が広がっていた。
遠くを眺めると、雲が沸き上がってきている。
これからは、雷さんにも注意しないといけないな。
小秀山は、稜線上に巨岩が露出していて、調べてみると「阿寺断層によって形成された山」とある。
御嶽山の南側に位置し、大地のひずみが現れている場所のようです。
山頂付近は、第一・第二・第三高原と呼ばれている大地が点在していて、コバイケイソウや石楠花が咲き誇り、左右に広がる峰を楽しみながら、快適な散歩が楽しめる。
バイケイソウの葉っぱはいつも見るけど、花を見るのは初めてです。
やっぱり通うことで出会いは格段に広がり、楽しみも広がります。
石楠花は、今年は見納めかな。
あでやかな花を咲かせる石楠花の花は散り始め、春から夏へと季節は足早に過ぎていこうとしていた。
ゆっくりしていると、ちょっと時間的に怪しくなってきた。
昼が長いといってもさすがに急がないといけないな。
少しペースを上げていこう。