雨予報だった週末、雨は夜半に降りやんだ。
日の出とともに起きだし、伊那の谷の南部、「飯田」から見上げる「風越山」を訪ねてみた。
妻籠宿で東に進路を変え、木曽谷から伊那の谷へと木曽山脈を越える道をとる。
登山口付近には、ホタルブクロが風に揺れていた。
最終天付近にの道端にカブを止め、ゆっくりと風越の山へと踏み出した。
■風越山(1531m)
飯田市の北西にそびえ、東側から三角形に見える秀峰として、室町の昔から霊山として信仰を集め、白山社奥社建立されるなど、飯田の人々に親しまれた山とのこと。
信仰の山は、広い山道の両脇に仏様が見守っていただいてる。
通り過ぎるたびに、お顔を拝顔するのですが、素朴なお顔になんだか微笑みかけてしまいます。
風雨にさらされ、壊れてもまた直していつくしむ。
こういった祈りの匂いのする山って、好きなんだよな。