2021-07-06 産着の中ん赤ん坊 街中では枯れてしまった十薬の花が、山沿いの渓谷沿いで花期を迎えていた。 十薬の花のつぼみが花開く姿は、小さな赤ん坊を包み込んでいるようでとても好き。 優しく産着で包まれた赤ん坊が、すやすやと寝ている。 気持ちよさそうな表情が何とも言えない。 思わずなでてやると、あの懐かしい十薬の匂いが辺りに匂った。 人は臭いというが、結構好きなにおい。 思い出の匂いだったりします。