2021-08-09 小泉セツ『思い出の記』より 旅 旅-ツーリング 気になる”ことば”がラジオから流れてきたこと。 『私死にますとも、泣く、決していけません。小さい瓶買いましょう。三銭あるいは四銭位のです。私の骨入れるために。そして田舎の淋しい小寺に埋めて下さい。悲しむ、私喜ぶないです。あなた、子供とカルタして遊んで下さい。如何に私それを喜ぶ、私死にましたの知らせ、要りません。もし人が尋ねましたならば、はああれは先頃なくなりました。それでよいです。』 小泉セツ『思い出の記』