のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

乙女渓谷を遡る

暑い夏の日、渓谷歩きが楽しめる小秀山を訪れた。
夏は早朝が気持ちがよい。
国道19号を離れ、夜明けの景色を楽しみながらのんびりと進むと路面がぬれていた。
平地では晴れていても、岐阜・長野方面に北上していくと、この所大体路面がぬれてい頃が多く、夜のうちに雨がざっと降るようだ。

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小秀山は岐阜、長野の県境となっていて、双方から登山口があり、長野県側からは林道がすぐ近くまで伸びていて、地図を見ると2時間弱で山頂に立てるが、岐阜県側からのアプローチは、乙女渓谷を起点に岩をよじ登るカモシカ越えなどの難所もあり長時間を要する。

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登山口のキャンプ場を抜け、濡れた木道に足を滑らさないように注意しながらゆっくりと、足を踏み入れていく。

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この先は大小さまざまな滝と戯れながら登ってゆく。
夏の渓流はやはり気持ちがよい。

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入口に遊歩道が一部壊れて、通行止めと書いてあったが、前回訪れたときに大岩落花して木道が落ちて壊れていたところの事を言っているのだろう。
山道は崩落と修理の繰り返し。
まあ、通れなかったらそれはそれかなということで、そのまま進むことにした。
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夫婦滝が見えてきた。
あの滝の左側を巻いて登り、さらに尾根伝いに登っていく。
さあ行くか。

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