光の谷を後にし先に進むことにした。
涼しい渓流を離れ、ここからは険しい尾根沿いの道を進みぐんぐん高度を上げていく。
谷を抜け、向かい側の尾根が見えた。
あちら側もなかなか急峻な山容です。
兜岩と言われる大きな岩塊がそびえたつ。
ここを上りきると、景色が変わり高原上の尾根が続くことになり、植物相も変わってきて楽しみが増える。
兜岩につくと、日が照り始めたがこの日差しは長くは続かず今日はほどよい薄曇りが続きそうでありがたい。
前回訪れたときに白い花が咲いていた、マイズルソウが実を結んでいた。
今年はこの近隣を歩き始め、何度か通ううちに大分植物相にもなじんでたのが自分でもうれしい。
住んでいる地域が変わり、訪れる場所が変わると新たな出会いがいっぱいで、最初のうちわ戸惑うけれど、出会っては調べて、調べてまた覗いてみる。
その繰り返しがなんとも楽しく、つい通い詰めてしまう。
オオヤマリンドウは、花開くまでもう少しなのかなと図鑑を確認してみると、花は晴天時でも先がわずかに開く程度とのこと。
キュッと口を結んだ感じなのですね
登山道の足元にもツルリンドウが咲き始めていた。
夏休みも中ほどでまだまだ暑い日が続いているが、秋の気配を感じさせる花が開き始めた。