2014年の、あの噴火の秋から今年で7年を迎えた。
紅葉のしかも一番人の多いい時と時間のめぐりあわせ
なるようにしかならないといつも思いながら、今の一瞬を悔いがないように
過ごしているかと、考えてしまいます。
午後になり空気が温められ、雲が上がってきた。
濃くなり薄くなり、山肌に変化を与え水分を運ぶ。
崩壊と再生
このトラバース道も長年にわたって通行止めとなっていたが、つい最近通行が再開されたという。
富士の登山道で見た、景色と一緒だ。
やはりここは、火の山なんだ。
法螺貝の音だ。
遠くから祈りの法螺の音が山に谷に響く。
この荒々しく続く岩の壁と薄くしい木々の輝きが多くの人をこの山に引き付ける。
美しい。
春に夏に秋と通った今年3回目の御嶽山
通うほどに魅力を発見し引き込まれる。
懐が深い山だと改めて感じ入る。
なんといっても、荒々しいだけでなく、森が深いのがよい。
何とも言えない風景が延々と続く。
このままぼーっとこのまま過ごしたい。
そんな気持ちにさせてる山々です。
女人道が見えてきた。
前回、噴火の数年後に案内頂いたときは、あの小屋までだったな。
頂上付近はいまだ入山規制が続き、発見されない方もいる。
鐘を鳴らし、山頂に向かって静かに手を合わせた。
合唱