尾根伝いぐんぐんと高度上げていく。
振り返ると歩いてきた道が続いている。
目指す三方崩山が奥に姿を現した。
手前の岩山を目指してもうひと登り。
風もなく穏やかな日和で痩せ尾根も問題なさそうです。
大地は隆起と崩壊を繰り返す。
このあたりの道を歩くとそのことが現実として目の前に表す。
あちこちの山で崩落個所が山肌をえぐっている。
この山もその一部
道の右に左にと、崩落地が続く。
覗き込むと吸い込まれていきそうだ。
氷と風が崩壊を加速する。
まるで子供の頃、砂場で作った砂山のようだ。
さあ、山頂だ。
森に岩場に痩せ尾根にと楽しい山
山頂はちょっとした広場になっていた。
この東側、白山方面にそびえる奥山界山は積雪期のみの行ける山という。
積雪期この山はどんな景色なんだろう。