のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

霜月最後のイブネ 下り道

日が高くなるにつれ、枝の先から零れ落ちていく。

ぽたぽたとしづくになって雨になる。

まだ、十分に冷え切っていないのか下る道は落ち葉の布団が現れ始めていた。

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日向と影とを繰り返しながら、足元に気を使いながら道を下る。

標高1000m少しの鈴鹿の山々は日本海からの湿った風を受け止めて結構な雪も降るけれど、日差しとともに消えるのも早い。

その代わり下までの道路も雪が積もることが少なくアクセスがよい。

昨年は電車で通ったため藤原岳が中心だったけど、今年は朝明渓谷に通うのもよいかもしれない。

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鈴鹿の森は里山の森

杣人がいたるところに入り込み、炭を焼いた跡地には、雑木林が広がっている。

複雑に入り組んだ谷には水があふれ、テント場には不自由しない。

この雑木林の森をもっと知りたくなってきた。

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おや、これナメコだよな。

と思いながらあまり自信がないのでそっとしておこう。

何の世界でもそうだろうけど、知れば知るほど世界が広がる。

まだまだ、覚えること興味があること、いっぱいだ。

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生涯勉強

なにごとも興味をもって、歩み続ける。

急がず、焦らずゆっくりと進んでいければいいなと思う。

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