2021-12-07 小雪の御池山 小雪(しょうせつ) 山 山-鈴鹿 日々の暮らし 日々の暮らし-こよみ ◆小雪(しょうせつ) 木枯らし一番の知らせが届き、北風が山から山を飛び越えていく。 北国では里でも初雪の便りが届き始め、本格的な冬が季節の戸を叩く。 小さな雪が大きな雪に。 日ごと雪ごとに季節は進む。 小雪とはそんな季節 森は眠りにつこうとしていた。 長い長い眠りに入ろうとしていた。 ゆっくりと、静かな世界に移ろうとしていた。 厳しく残酷な世界 寒さと飢えが支配する世界 静かな世界が、すぐそこまで迫っている。