のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

冬間近の里山散歩 時の移り変わりを感じる場所

 

私市駅から歩き始め、尺治の谷を上り詰めると水連池が広がっている。

5年ぐらい前に浚渫されたが、雨の度に流れ込む砂により大分と埋まってきた。

あの大きな鯉はどこに行ったんだろう。

f:id:noronoyama:20211212090953j:plain水連池の周辺には、東屋、案内所(今は無人)があり、雨音を聞きながら

ここでのんびり読書などするのも楽しい。

お昼時には、皆ここで休憩したりお弁当を広げたりしている。

奥の尾根上のゴルフ場からは管理道が伸びている。

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ちょっと中を覗いてみた。

くろんど掲示板が冬バージョンに変わっていた。

若いころ、こうゆうのを一生懸命作ったなー。

いい思い出です。

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管理道を外れると、谷の流れに沿って小道が続く。

この付近には春にはササユリがぽつぽつと咲き、とても良い雰囲気になります。

左側のささやぶにはたしか、ツルリンドウが咲いていたよね。

この時期だったら。

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あ、いたいた。

ちゃんといた。

キラキラ光る丸々と太った紫色の実がそこにいた。

おや、誰かがかじった跡がある。

おいしいのかもしれないね。

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ツルリンドウはくるくると絡まって伸びていくが、

サルトリイバラは稲妻型の茎と、棘で引っかかっていく。

まだまだ植物によって、どうやって伸びていくかは様々で

くるくる、ギザギザをよーく見て観察するのも面白い。

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ひと月前に咲いていたキッコウハグマを覗きに横道にそれた。

花火のような花びらは綿毛となり風に揺れていた。

こんな感じになるんだ。

花が咲いているときだけでなく、芽生えから枯れるまでの移りすぎていく姿に惹かれる。

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ボランティアで仲間たちと。

毎年の夏休みに子供たちと止まったキャンプ場。

想いでいっぱいのキャンプ場の竈はきれいに片づけられ、静かに年越しを待っていた。

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