のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

森の静かな朝のこと

夢のような夜が明けた。

今回借りた場所は、先人が炭を焼いたであろう場所

人が去り何十年たったであろうが、今もちらほらとその名残が残る。

森が明るくなると同時に、小鳥たちの朝の歌声が響き始めるのを聞きながら

火をおこし一杯のコーヒーを頂く。

うまい。

心配していた雨は降らず、穏やかな月光を楽しめた夜だった。

空を見上げると、はや薄雲が空を覆い始め

昼過ぎには雨が降り始めるだろう。

ゆっくりとしながらも旅立ちの支度を始めた。

静かな時間を有難う。