のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

帝釈峡「古代の道」

広島県北部の中国山地の片隅に帝釈峡という渓谷がある。

初めて訪れたのは小学校の修学旅行の帰り道だったか。

この地には縄文の昔、古来の人々が洞窟に住み着いていたという。

修学旅行で訪れたときは、丁度そんな遺跡が発見され発掘が続いていたころだったと記憶している。

独特の景観を持つ渓谷は人をひきつけ祈りの場にもなってきた谷

帰省への帰り道、春の渓谷をゆっくり歩いてみる。

おや、キュウリグサに似ているけれどなんだか違うな。

調べてみると「ハナイバナ」みたいです。

キュウリグサは真ん中が黄色で、ハナイバナは白いとのこと。

こちらも、初めて出会うバイカイカリソウ

場所が違うと出会う植物もまた違う。

分かってはいるけれど、いつも驚かされます。

里の春は足早にかけていったけれど、渓谷の春は始まったばかり。

さあ、鬼の門をくぐって奥へ奥へと行ってみよう。