年明け初日の私市植物園を訪れ、普段は立ち寄らない休息室に立ち寄ると、一冊の図鑑が光り輝いていた。
私が生まれる前に出版された一冊の図鑑。
この一冊の図鑑との出会いが、私を植物好きにさせた一つの種でもあると思う。
幼き頃、夏休みの自由研究で植物採集を行い、図書館に通いこの図鑑とにらめっこした。
小さな自分の目には、繊細に描かれた絵がとても素敵に見え、自分でも書いてみたいなと思ったものです。
一つ一つこつこつと積み重ねることのによって、人々の心にのこる図鑑を世に送り出した
「牧野 富太郎」さん。
私のあこがれの人です。
新年の最初の訪問の時、この本に再会できたことを感謝します。